加工場のご紹介
2016年、八重瀬町に新設しました。ここでは、精肉加工から加熱食肉製品まで自社で行っております。スライサーやバンドソーなど通常の精肉加工機器を導入し、幅広い加工製造が可能にすることができました。また、シュリンカーやスモークハウスなどの特殊機器を使うことで、さらなる商品開発の可能性が広がっております。
◉ 枝肉保管庫 ◉
枝肉は衛生面に配慮してレールに乗せて搬入されます。庫内は1℃に設定され、鮮度を保つことが可能です。通年にわたって入庫が行われるため、新鮮チルド状態で全国に出荷しています。
◉ カット室 ◉
室温は13℃に設定。専任の職人が日本中のレストランからの特注オーダーにも対応しております。カット後はローラーコンベアで加工室へ移し、雑菌の付着を防ぐなど衛生管理に努めています。
◉ 加工室 ◉
独自の衛生基準に沿ってスライスや真空包装を行っています。随時入る受注管理はデータで管理され、細かい加工注文に対応することが可能です。
◉ 二次加工室 ◉
ハム・ソーセージなどの加工食品を製造しています。真空充填機を導入することで多くの注文に対応することが可能になりました。さらに、料理人のレシピに基づいてオリジナル商品の開発なども行っております。
私たちは食の「安心・安全」をテーマに日々取り組んでいます。食肉を扱うということは、直接お客様の口に入るものを作ること。お客様の身体に危険を及ぼす可能性があるため、衛生面を徹底して管理しています。さらに、お客様の要望や考えを聞くことで、料理人と消費者の思いを繋げられる商品を作る。そんな「お客様の思い」を実現できる職人になり、価値のある仕事を追求していきたいと考えています。
定期的に、琉球大学の教授陣と品種改良や共同研究に取り組むほか、一般財団法人沖縄県環境科学センターなど4種類の検査を実施しています。現在は、豚舎と加工場ともに「HACCP」を導入するまでになりました。